行くぞ甲子園


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29 January 2022

センバツ 出場校が発表される。


 *この時期になると、数年前の記憶がまざまざと蘇るな。悲喜交交なんて甘い言葉では済まない、それは高校球児の夢の舞台であり、それゆえ不可解な選出理由が残酷さを浮き彫りにするのである。
今回も、東海地区準優勝の聖隷クリストファー高校がまさかの落選の憂き目にあった。呆れてコメントのしようがないと言うレベルの「落選理由」だった。納得する人間が一体何人いるだろうか、そこまで考えてあのコメントを用意したのか?聖隷クリストファーの球児の心の痛みは計り知れない。選考委員はその説明責任を果たすべきだろう。

センバツ選考委員が閉鎖された空間でこのようなことを続けていると、どんどんファンは離れていくだろう。委員の中にも意見のある人間はいるのではないか。意見があるが言えない、

あるいは議論の前に強権発動で事前に出場校が決定されてしまっている、実際は、このような選考過程になってはいないのだろうか。それでまかり通ると思っているとしたら、時代錯誤もいいところだ。

少なくとも、筆者はセンバツにはここ数年ほとんど関心を持っていない。これが夢の舞台ならば、ひたむきにその舞台を目指している選手らはあまりに可哀想であるからだ。

21世紀枠では、太田高校は無念にも選出されなかった。福島の只見高校が選出されたが、「東北に偏っているから」という理由が囁かれた2019年の選考以外、21世紀枠の東北代表校の最終結果はどうなっているだろうか?

(2016年より、東北推薦高校の21世紀枠最終選出結果)

2016釜石(選出)。2017不来方(選出)、2018由利工(選出)、2019古川(落選)、2020磐城(選出)、2021八戸西(選出)、2022只見(選出

おいおい。。。最も成績の良かった(東北ベスト4)古川だけ落選かよ。。。我々が考えている以上に、選考委員にとっては外野の声はどうでも良く、どこを選ぼうが誰が傷つこうがどうでも良いと思っている(た)のかもしれない。残念な話だが。


【センバツ】東海準V・聖隷クリストファーまさかの落選「生徒たちが受け入れられるか心配です」(スポーツ報知)



第94回センバツ高校野球大会(3月18日から13日間・甲子園)の出場32校が28日、発表された。

 東海地区2枠には昨秋の東海大会優勝の日大三島(静岡)と4強の大垣日大(岐阜)が選ばれ、準優勝の聖隷クリストファー(静岡)の初出場はならなかった。

 浜松市に吉報は届かなかった。大会議室に置かれた電話は午後3時30分を過ぎても鳴ることはなく、県高野連の役員から「補欠校になりました」という連絡が上村敏正監督兼校長(64)に届いた。

 東海大会準優勝という結果を残しながら落選。グラウンドに集まった選手たちに「これから頑張る姿を見せてもらいたい」と監督は話したが、ナインが練習を再開すると、「大人の自分は受け入れられるけれど、生徒たちが受け入れられるか心配です」と厳しい表情で話した。


センバツ 聖隷まさかの落選 昨秋地区大会準Vも… 「聖隷クリストファーの悲劇」「明確な説明を」の声 (スポニチ)





 第94回選抜高校野球大会(3月18日から13日間、甲子園)の出場32校を決める選考委員会が、28日にオンラインで開催され、晴れの出場校が決まった。

 一般選考の発表が始まり、出場枠が2の東海地区からは、昨秋の東海大会を制した日大三島、同4強の大垣日大(岐阜)が選出された。

 東海大会優勝の日大三島(静岡)と同準優勝の聖隷クリストファー(同)の順当選出が予想されていたが、聖隷は無念となった。前年東海大会の準優勝校、優勝校が順当に選出されなかったのは、78年大会以来44年ぶり。

 鬼嶋一司委員長は「聖隷クリストファーは頭とハートを使う高校生らしい野球で、2回戦、準決勝で9回に見事な逆転劇を見せた。立派な戦いぶりでした。個人の力量に勝る大垣日大か、粘り強さの聖隷クリストファーかで選考委員の賛否が分かれましたが、投打に勝る大垣日大を推薦校とします」と選考理由を説明した。

 ネット上では大垣日大の逆転選出がトレンド入り。「『サプライズ選出』じゃなくて『聖隷クリストファーの悲劇』だよこれは」「今年の東海地区のセンバツ出場校の選出方法はどの角度から考えても納得できねぇ」「聖隷クリストファー高校が漏れたのはさすがにどうなのか…」「聖隷納得できないだろう」「聖隷クリストファーがかわいそう」「選考委員には明確な説明をして頂きたい」「選抜甲子園はあくまで招待試合であって、秋の大会は選抜の参考となる試合であって予選ではない」などと声が挙がった。


【センバツ】無念の聖隷クリストファー「総合力のなさだったと聞いたが…」(日刊スポーツ)



<第94回選抜高校野球:選考委員会>◇28日

第94回選抜高校野球大会(3月18日~30日、甲子園)の選考委員会が28日に行われ、同大会準優勝の聖隷クリストファーは落選し、春夏通じて初の甲子園出場に届かなかった。


センバツ出場有力のはずが、予想外の結果になった。聖隷クリストファー監督で、浜松商や掛川西を計8度甲子園に導いた上村敏正校長(64)は、グラウンドで練習する選手らに「人生思い通りにいかないこともある。この悔しさを忘れず夏に向けて頑張ろう」と伝えた。掛川西監督で出場した2009年センバツ以来、13年ぶりに聖地に立つことはできなかった。

昨秋の東海大会では、エース右腕の弓達(ゆだて)寛之主将(2年)を右肘の疲労骨折で欠く中で奮闘した。指揮官は選考漏れの理由について「総合力のなさだったと聞いたが…。負傷者が多い中で準優勝した結果は、評価されてもいいのでは」と悔しそうだった。弓達主将も「非常に残念。これまでやってきたことを証明できるはずだった」。しかし、気持ちの切り替えを強調し「自分がくよくよしてはいけない。成長してチームを引っ張りたい」と前を向いた。【倉橋徹也】


【高校野球】なぜ聖隷クリストファーではなく大垣日大が選ばれた? 選考委員が語った選出の理由


静岡、享栄を1、2回戦で破った戦いぶりが評価された大垣日大

 第94回選抜高校野球の出場32校が28日、決まった。大阪市内で出場校を決める選考委員会が行われ、21世紀枠3校を含む出場校が決定。東海地区は東海大会優勝の日大三島(静岡)と同大会ベスト4の大垣日大(岐阜)が選ばれた。サプライズ選出だった。東海地区の2校目は東海大会準優勝だった聖隷クリストファー(静岡)の選出が有力とみられていたが、選考委員会の検討の結果、選ばれたのは同大会ベスト4で、準決勝で優勝した日大三島に敗れた大垣日大だった。
 選出校を発表した選考委員は「聖隷クリストファーは頭とハートを使う高校生らしい野球で、2回戦、準決勝で9回に見事な逆転劇を見せた。立派な戦いぶりでした。個人の力量に勝る大垣日大か、粘り強さの聖隷クリストファーかで賛否が分かれましたが、投打に勝る大垣日大を推薦校とします」とした。  大垣日大が評価されたのは、東海大会での戦いぶりだった。「特に前評判の高かった静岡高校の吉田投手を打ち崩した連打は見事だった。また、2回戦で優勝候補の一角だった愛知1位・享栄高との戦いぶりはレベルが高く見応えがあった」と選考理由を説明。準決勝で日大三島に敗れたものの、1回戦から勝ち上がるまでの内容が評価された。  また、チームの特徴について「投手陣の安定感があり、守りからリズムを作り、攻めに入る力を備えた総合力の高いチームです。攻撃力については全員で繋ぐ意識が高く、軸回転を意識したシャープな振りが特徴な切れ目ない打線」とも説明。さまざまな要素を考慮して、大垣日大を選んだ。聖隷クリストファーは補欠1校目となった。

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