*田村健太選手のご両親の活動が、日本時間3月10日(月)午後7時半、NHK「クローズアップ現代」にて放送される予定とのことです。
また、翌3月11日(火)、朝7時台のNHK「おはよう日本」に生出演するとのこと。
皆様ぜひ視聴くださいませ。
https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/episode/te/58M7QK665M/
どうする?仕事中の災害 遺族の声から考える企業防災
初回放送日:2025年3月10日
仕事中、災害にあったら…。東日本大震災は、多くの人が仕事をしている日中に起き、働く人の命をどう守るかを問いかけた災害でもあった。しかし、あの日から14年たった今も、企業の防災は思うように進んでいない。こうした中、命を最優先に考える対策を考えてほしいと企業に粘り強く訴え続けている遺族たちがいる。その声に耳を傾け、地震や豪雨など、さまざまな災害で1人でも多くの命を救うためのヒントを考える。
息子はなぜ津波に飛び込んだのか 両親が絵本に込めた「命」への約束 (毎日新聞)
津波に奪われた息子の命を未来に生かしたい。そう願いながら、両親はその後の人生を歩んできた。濁流が間近に迫っても、生きることを最後まで諦めなかった我が子。だから、自分たちも諦めずに体験を伝え続けていく。その胸には、かつて息子と交わした、ある約束がある。
「ふしぎな光のしずく~けんたとの約束~」は、宮城県大崎市の田村孝行さん(64)と妻弘美さん(62)が、長男健太さん(当時25歳)と歩んだ日々を描いた絵本だ。東日本大震災後に出会った支援者の協力で、2024年春に完成した。
父と交わした約束
物語は「けんた」の誕生から始まる。母のおなかの中にいる時から元気いっぱいで、木登りが大好きなやんちゃ坊主に育っていく。
やがて野球にのめり込む。グラブを持つ息子に向き合った父親は、こんな約束をする。
<一度始めたことは続けること。父さんとの約束>
実際に孝行さんと交わした言葉の通り、健太さんは小学校からずっと野球を続けた。宮城県古川高校では正捕手の座をつかみ、3年生の夏にはチームが22年ぶりに県大会で8強入りする原動力となった。
東京の大学に進んだが就職先は地元を選び、七十七銀行(仙台市)に入った。地域に貢献できる、憧れの会社だったという。
11年3月11日。入行3年目だった健太さんは沿岸部にある女川支店(同県女川町)に勤務していた。
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