*昭和2年は第13回大会。古中は通算3回目の参加である。初参加は東北中に17-0、2回目の参加は東北学院に17-8で共に大敗した。
以前紹介したこの自動カラー化の技術であるが、このカラーリングの精度は非常に高いとされており、古中古高百年史に掲載されている白黒写真をもちいて試したところ、この時代は一過性のものかなにか、古中はエンジの早稲田カラーを使用していた可能性が高い。東京六大学野球が最も人気の頃だから、これはありうる話であろう。この早稲田スタイルのユニフォームは、現在、宮城県では仙台二高、白石高校などが継続して用いている。
さてこの大会参加記であるが、前二回の惨敗にも関わらず、甲子園を狙う古中の意気や高し、現在に至る古高野球部の気質の原型を見るようで、なかなか興味深いものである。その相手は福師(福島師範)。結果その他はこのページに以前に掲載。
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