行くぞ甲子園


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15 July 2024

第106回高校野球選手権宮城県大会 三回戦 古川対柴田 7/15/2024

(写真提供 古川高校野球部保護者 様)


 10時開始予定

バーチャル高校野球

https://vk.sportsbull.jp/koshien/miyagi/


KHB

https://www.khb-tv.co.jp/yakyu_khb/?round_=&title=&movieid=2#tyuukei

古川
打順位置選手名背番号学年投/打
1氏家 大輔53年右/右
2横谷 元太83年右/右
3芦田 秀哉63年右/左
4柳澤 湧斗73年右/右
5田中 尊成33年右/右
6柴垣 大河92年右/右
7千葉 惟月22年右/右
8曽根 悠叶41年右/右
9千葉 光晟12年右/右
ベンチ
選手名背番号学年投/打
本間 嵩基103年右/左
今野 寿政113年右/右
佐野 圭太郎123年右/左
佐藤 龍駕133年右/右
伊藤 治142年右/右
白鳥 聖七152年右/右
伊藤 玲雄161年右/右
桑添 誉生171年右/右
飯野 望181年右/右

古川 000 000 010|1

柴田 200 001 00x|3

3-1で柴田高校の勝ち

*惜しい試合だった。勝てた試合だった。初回の2点がすべてで、あとは互角かそれ以上の試合をしていた。公式の安打数も古高が上回っているのではないか?氏家主将以下、3年生はよくやった。試合終了の挨拶後も、きっちり柴田高校に全員で健闘を祈り、最後まで立派だった。柴田高校は、是非準々決勝頑張って欲しい。応援してるぞ。

1回表古川 ①氏家 三ゴロ②横谷 二ゴロ③芦田 左前打④柳澤 二ゴロ チェンジ

1回裏柴田 ①左前打 ②(盗塁)左直 ③右前打 +1④(盗塁)左中間二塁打 +1⑤一ゴロ ⑥遊ゴロ チェンジ

(危惧したとおりに、安易に盗塁許し、先制の2点を難なく許す)

2回表古川 ⑤田中 遊内野安打⑥柴垣 一犠打⑦千葉惟 二ゴロ ⑧曽根 遊ゴロ チェンジ

2回裏柴田 ⑦中飛 好捕 ⑧遊ゴロ ⑨二直 チェンジ

3回表古川 ⑨千葉光 二ゴロ ①氏家 三セフティ成功  ②横谷 遊ゴロ ③芦田 三振 チェンジ

3回裏柴田 ①右飛 ②中飛 ③右飛 チェンジ

(柴田も早打ちで簡単にチェンジ。早打ちしてくれるとどれほど楽かよくわかる)

4回表古川 ④柳澤 遊ゴロ⑤田中 遊ゴロ⑥柴垣 投ゴロ チェンジ

4回裏柴田 ④中飛 ⑤二ゴロ ⑥三ゴロ チェンジ

5回表古川 ⑦千葉 投ゴロ⑧曽根 二ゴロ⑨千葉 右前打 ①氏家 二ゴロ チェンジ

5回裏柴田 ⑦三ゴロ ⑧右飛 好捕 ⑨右前打 ①右前打、二塁へ、二死2,3塁 ②一邪飛 チェンジ

(古高内外野好捕連発で盛り立てている。君たち、それを打撃に生かしたまえ。守備のような食らいつきが足りないぞまだ。勝てる試合展開だぞ)

6回表古川 ②横谷 三ゴロ ③芦田 左前打④柳澤 三ゴロ ⑤田中 遊ゴロ チェンジ

6回裏柴田 ③二内野安打 ④中飛 ⑤(盗塁)四球 ⑥投ゴロ 二塁アウト ⑦(盗塁)四球 ⑧四球 押し出し+1⑨二飛 チェンジ

7回表古川 ⑥柴垣 左前打⑦千葉 一犠打⑧曽根 三振⑨千葉 暴投二死三塁 三振 チェンジ

7回裏柴田 ①左前打 ②(盗塁)左前打 ③(投手氏家に交代)投飛 ④(盗塁)死球 ⑤中飛 ⑥三振

氏家投手、魔球で抑え込む

8回表古川 ①氏家 左前打②横谷 左飛 ③芦田(盗塁)左前打 ④柳澤 (二盗暴投)+1 三振 ⑤田中 二飛 チェンジ 古高1点を返す

8回裏柴田 ⑦遊飛 ⑧左前打 ⑨二ゴロゲッツー チェンジ

9回表古川 ⑥柴垣(投手交代)三ゴロ ⑦千葉 三ゴロ ⑧曽根 右前三塁打 ⑨千葉 四球 ①氏家 一邪飛 試合終了


星飛雄馬の大リーグボール3号で、見事抑えた氏家選手






女子マネもお疲れ様でした。これからも古高野球部をよろしくおねがいします。





(写真提供 田村孝行様)

先輩方お疲れ様でした。本日は大きい声が響き渡っていました。次回から、皆様学ラン着て即席応援団になってくださいませ。相手は確実にビビると思います。

仙台市民球場全景

不撓不屈 蛍雪魂の新応援幕(田村様提供)

OBの皆様、まだ体が動くようでしたら、新チームは10人で紅白試合できませんので、ぜひOBチームを結成して指導してやってくださいませ。田村さんは故健太君の現役時代の帽子をかぶっての応援でした。彼もきっと後輩の活躍に満足してると思います。また、田村夫妻の、悲しみとともに生きつつも、燃え尽きるまで生を、日々を完全燃焼するその生き様に、多くの人々が「生きるとはどういうことか」のヒントをもらっているような気がいたします。きっとこれで高校野球を終える3年生にもその姿勢が伝わったことでしょう。頭が下がる思いがいたします。

以下、敗れた試合にこそいい教訓あり。2年生以下のために、細かいところをみていこう。

1回表、柴田1番の俊足・鶉橋選手安打で出塁。過去の試合を観る限り、100%走ってくる。ここで千葉投手の対処を見てみよう。1度目疑似牽制、2度目本気の牽制、そして投球、盗塁、成功。画面で見てもスタートが切れるタイミングが安易に分かる。ここは、3度目の牽制をするか、打者への投球の前に、セットポジションからじっとランナーの動きを見て焦らすべきである。長いセットをする。走ろうと思っているランナーはピクッと2塁側へ反応するはずで、そのまま飛び出すか、帰塁のため体勢を戻そうとする。体重が一塁側へ戻った瞬間にホームに投球すれば、ランナーは盗塁を諦める。過去には金足農業の吉田投手、或いはコロナ禍での岩手一関学院の小綿投手がこれが絶妙にうまく、綿投手はこのうまい牽制で盛大附属や仙台育英を一塁に釘付けにしていた。


さらに一回、再び一走者で、一度牽制、次、打者への投球、これはあまりに無警戒。悠々盗塁を許した。結局この初回の立ち上がり、2点で食い止めたものの、強豪相手に2つの盗塁であっさり2点を許した点、問題はここだ。細かい点だがこの差が歴然と大きく、ここを理解できれば、もっと上に行くことができる。



さらに初回4番にタイムリーを打たれ守備側のタイム。これは「グラブで口を隠して」行わなくてはならない。「読唇術」と言って、くちの動きで何を話しているか分かる技術がある。アメリカのJOMBOY media(https://www.youtube.com/watch?v=YPFERnpO-QQ)などを見てみると良い。其の為に強いチームやプロは全員口元をグラブで隠す。


今度は7回、再び柴田俊足・鶉橋選手出塁、今度は千葉投手うまい対応をみせた。再三に渡り牽制、あわやアウトのタイミングで、その為一球、二球目と鶉橋選手は盗塁を諦めた。結局盗塁は許したのだが、映像を見る限り、これはアウトと言ってもいい微妙なタイミングで、彼は千葉投手の執拗な牽制と焦らしたセットの長さから、初回のようにはスタートを切れなかったことを物語っている。
これから先、捕手が肩を鍛えて、この二塁刺殺の練習をバッテリー間で何度も何度も繰り返せば、強豪シード校の俊足の一番打者であっても簡単に盗塁をさせず、また盗塁しても完璧に刺せるという自信になると思う。セーフにはなったが素晴らしい対策だった。今後に期待を持てる試合中の進化であったと言っていい。

2回表、5番田中選手、ヒット。ショート追いついたが
気迫のヘッドスライディングでチームの雰囲気を変えた。

3回表、氏家選手サード前に見事なセフティバントを決める。

7回裏 疲労のみえる千葉投手、連打を許しノーアウト1,3塁の大ピンチ。もう1点もやれない場面で、投手氏家選手に交代。ここで代わった氏家投手、アンダーハンドから快刀乱麻の投球を見せ見事後続を断つ火消しぶり。まず魔球でピッチャーフライに打ち取り、次打者に死球でさらに1アウト満塁の大ピンチも、浅いセンターフライでタッチアップを許さず2アウト満塁。最後は魔球を見せ玉に、予想してないインサイドを直球でズバッとつき見事に見逃し三振に仕留めた。試合後半はどちらがシード校か分からないくらいの古高試合巧者ぶりで、茂泉監督の采配も冴えに冴えていた。

8回裏、ランナーを出したものの、氏家投手、魔球できっちりゲッツーを取る。1年の曽根選手も良く守った。ベンチの雰囲気も最高潮だった。1,2年生はこの3年生の悔しさを忘れるな。バッテリーも残っており、この秋以降古高は覚醒する予感さえある。問題は部員数のみ。集え大崎の野球少年!古高、甲子園へ行こうじゃないか!

この大会右に左に測ったように安打を飛ばし続けた芦田選手、この日も逆方向へ2安打。彼のような逆方向へのコンパクトな打撃を全員できるようになれば、その先にあるのは甲子園である。引っ張るには打点を遠くへ置かなければならないのに対して、逆方向への流し打ちは最後の最後まで良くボールの軌道を見れる利点がある。だから逆にコンパクトに打つ。

9回表、柴田投手交代、引っ掛けた内野ゴロ2つで簡単に2アウト。しかしここで、1年曽根選手、流しに徹して見事にライトライン際に3塁打を放ち最後まで粘る。特に変化球の場合、引っ張るとボールの曲がり際を叩くことになりバットの芯を外れ、ボテボテの内野ゴロになりがちだ。流す意識があると、0.1,2秒待つことになり、十分曲がり落ちたボールの到達点を予測できる。この0コンマ数秒の間を我慢して強く叩く


氏家主将を中心に守備はスローイングもよく鍛えられていた。
内外野ともに好守連発、随所に古高魂を見せつける。
柴田に追加点を許さず古高ペースとなっただけに
あと一本があれば、と思わせる試合だった。。


1 comment:

  1. 非常にいい好ゲームでした。古高残念だが、随所に見せ場があり、近年でもベストのゲームではなかったかと思います。攻守に頭から飛び込んでいく姿はまさに蛍雪魂、古高の伝統で、見ているこちらも熱い感動を受けました。新チームは部員が少ないため、3年生はぜひ勉強の合間に後輩の練習を手伝っていただきたいと思います。

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