行くぞ甲子園


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24 January 2020

古高激闘の記録(18) 「磐高、古川高に惜敗(昭和36年)」/ 磐城高校が選抜出場 1/24/20

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*センバツ出場校が発表され、21世紀枠で福島の磐城高校が選ばれたとのこと。昨年は我が古川高校が、福島推薦の磐城高校らを抑え21世紀枠の東北代表に推挙された。歴代の東北からの21世紀枠出場校と比較しても、秋季東北大会でベスト4という素晴らしい成績を挙げながら、あまりに東北代表が選出されるのが続いていたためか?残念ながら歴史ある古川高校の悲願の甲子園出場はならなかった。

その古川高校が最も甲子園に近づいたのが何度も言うように、昭和46年夏の東北大会決勝進出である。相手はこの磐城高校、甲子園準優勝の小さな大投手田村隆寿選手擁する磐城に決勝で惜敗、甲子園は夢と消えた(もっとも、選出過程を度外視して「最も近づいた」という意味ならば、昨年の21世紀枠東北代表の方が可能性は高かったかもしれないが、残念ながら選出されなかった)。

磐城高校は、福島県唯一の甲子園準優勝の輝かしい歴史がある。21世紀枠に甘んじていないで、ぜひとももう一度福島の高校野球の王者に返り咲いてもらいたい。古川高校も磐城高校を見習いたいものである。

さて、この磐城高校との因縁は深く、実は昭和36年の秋季東北大会でも対戦している。福島優勝の磐城高校を、東北大会で古川高校が破った記事が当時のいわき民報に小さく載っている。この昭和36年秋も古高は東北大会ベスト4に進出したが、準決勝で優勝した岩手県宮古高校に延長12回の末惜しくも敗れ去った。この年も本当に甲子園にあと一歩だった。


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