07 October 2018

【高校野球】甲子園80年代伝説のスター選手「桑田・荒木・金村」



一部の方より宮城県の高校は宮城県「立」とは表記しないとのご指摘がありまして、当方ブログのタイトルをこれまでの「宮城県立古川高校野球部を甲子園へ」から、「宮城県古川高校野球部を甲子園へ」と変更させていただきます。貴重なご指摘を感謝いたします。m(_ _)m

さて、東北大会も迫ってきました。21世紀枠の最終候補に残る可能性も古高の過去の実績(優勝経験があるのに甲子園に出場していない)、また話題性(創立120年超、創部約100年で初出場になる)、を考慮すると十分あるとは思いますが、今年は県予選4位で惜しくも東北大会出場を逃した快速球投手の佐々木投手を擁する大船渡高校を岩手県が推薦する可能性もありますし、また彼を見たいという世論が高まれば主催者側も考慮せざるを得なくなるのではないかと思います。さらに、秋田の横手高校も十分可能性があります。ですので古高は、ここは敢えてこの東北大会を決勝まで勝ち抜いて自力で甲子園初出場を決めて欲しいと思います。そのチャンスも、十分ある。

話題を変えて、私が真っ先に思い出す甲子園の一戦は、1年生の桑田真澄投手と清原和博選手を擁するPL学園が、当時無敵の強さを誇り史上初の夏春夏の三連覇を狙っていた猛打の池田高校を破った試合です(動画16:05付近より)。この試合、初回2アウトより、池田高校連打で桑田ピンチ、やまびこ打線が初回2アウトから火を吹くというのはお家芸、誰もがやはり池田は強い、やまびこ打線早くも爆発と思ったことと思います。映像では1年生の桑田投手の顔にも若干不安の表情が生じています。ところが続くバッターの強烈なピッチャー返しを桑田投手が好捕、ピンチをしのぎました。そのことを桑田さんが「これが取れたんで、取れなかったら逆の結果になった」とさらっとテレビで言っていたのですが、これは本人からの重要な真実の吐露だと思います(これをはじいたり、センター前に抜けていれば1点、さらにもう一本連打が出れば初回から3点くらい池田先制のいつもの展開だった。この前の準々決勝の試
合で、池田は事実上の優勝決定戦と思われた中京相手に3-1で勝ったのに対し、PLは高知商相手に8-0のリードから桑田が打ち込まれKO, 最終的に10-9でギリギリ逃げ切った。池田の水野や当時捕手の井上の証言によれば、高知商にKOされる1年生が、さらに格上の池田を抑えられるわけがないという気持ちだったという。実際に対戦した井上は、桑田をそんなにいい投手と思わなかったと言っている。また、蔦監督が一番マークしていた清原を水野は4打席4三振に仕留めている。PLの大会前の下馬評も低く、当時の池田が10回やったら9回は勝てる相手だったが、なぜか0-7の完封負けを喫した)。その後も再三に渡って桑田氏は好フィールディングでことごとく池田のチャンスを潰します。さらにはバックにもファインプレーが続出。今年の金足農業の吉田投手も何度も好フィールディングでピンチを凌ぎました。このように、勢いに乗る高校生の野球には「ある流れ」があって、どうしても流れを止められないということもある。ところが逆に、ある一つの好プレーによって、一気に流れを遮断してしまうこともある。このプレーは、一見ただのピッチャーゴロに見えますが、どうしても当時無敵のやまびこ打線の勢いを止めた、歴史を変えたプレーに思えてなりません。強豪に勝つにはエラーを出さないのはいうまでもないことですが、このもう一歩のプレーを目指して、つまりワンプレーワンプレーの意味をしっかり考えて、一つ一つ丁寧にアウトを取って守って行く、古高の選手には最後まで諦めずにこの精神で頑張ってもらいたいものです。

(桑田氏は野球センスのかたまりであって、野球をやるために生まれてきたような人間である。バッティングもゆったりとした癖のないフォームで、ボールを芯で捉えて飛ばすコツを心得ている。彼はいまだにホームランを軽く打てる(下動画参照)落合もそうだが技術の達観した人のホームランは一見なんの力もいらないように見える。名人芸に見える。これは思うに、投手が投げたボールの勢いを殺さずにその反発力をうまく利用しているのである(バットに乗せている)。はじめの動画中で「芯に当たればボールは勝手に飛んでいく」と彼が言っているのはこのことであろう。これがメジャーの選手に共通に感じられる特徴だ。これに対して、最近の日本のプロ、高校野球の選手は、足を思い切りあげるなど、物凄い反動と力を使ってボールを飛ばしているように筆者には感じられる。)




No comments: