来春センバツの重要参考資料となる秋季高校野球東北大会が、雨天による影響で1日遅れで開幕した。開会式では前年優勝の聖光学院(福島1位)を先頭に、出場18校が行進。主将の須藤翔投手(2年)が優勝旗を返還した。
秋田修英(秋田1位)の亀卦川祥太主将(2年)が選手宣誓し「全国各地で災害が起きる中、金足農が全国に勇気と感動を与えてくれた。誇りに思い、刺激になりました」と、今夏の甲子園で準優勝した躍進に続く気持ちを込めた。「今を全力で」「一“笑”懸命」の言葉を重視。「下を向いていたらダメ。試合でも練習でも、いつも笑って上を向いていたい。目標は優勝です」。初戦となる14日の2回戦では、大崎中央(宮城3位)と青森山田(青森3位)の勝者と対戦する。