映像で得られる情報は、たった一試合でも圧倒的である。仙台育英は各走者のリードが極端に大きい、ここを吉田輝星のような研究を重ねた様々なバリエーションの牽制で突けば、そうそう盗塁を許さなくなる(下記動画参照)。強いが攻略はある、そう思われた試合だった。
提供は宮城は東日本放送、他県もテレビ朝日系列の放送局である。かつては東日本放送も、トップが高校野球に理解があったのか、大会序盤から生放送をしていた。この独自大会は決勝のみ生放送だったのだろうか?現在は、全国的に高校野球部員の減少、連合チームでの参加も増えている。野球人口の減少を嘆くのはいいが、とはいえ大人の努力なくして高校球児は増えない。高校野球はやはり魅力的だと思わせる努力が必要である。その意味でも、今回の大会開催には意味があったし、クラウドファンディングを立ち上げた庄司さんらの存在意義は大きかった。
何度も書くが、「甲子園」大会というあれだけの歴史、規模で行なわれる高校生の超人気イベントは世界でも群を抜いているのであって、日本では「高校野球は特別」なのである。ただし、その文化・人気を大事にし、次世代に継承していく責任は、大人たちにある、これが筆者の主張である。
仙台育英4連覇、エース左腕向坂6回8K0封/宮城 (日刊スポーツ)
勝利への工夫「ランナーの逆をつく」
— ふじりんご/球速up情報と動画編集者 (@fujiringo33) July 27, 2020
牽制のように素早く首を動かた後投球すると高確率でランナーは帰塁する
リードを小さくさせた分ストライクを通せば併殺の可能性が増える。打たれても進塁を一つだけに終わる。
能力勝負のプロでは滅多に見られない技術
大事なのはストライク通すことだけどね😌 pic.twitter.com/exTMoY2ZSh
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