聖光学院(福島)が投打で昨秋東北王者の仙台育英(宮城)に完勝し、東北6県の独自大会優勝校で争う真夏のトーナメント戦に勝利した。

3回に4番畠中子龍内野手(3年)の中前適時打で先制。5回には打者一巡、藤田竜輝内野手の走者一掃二塁打などで大量6点のビッグイニングをつくった。

投げてはエースの右サイド舘池亮佑投手(3年)が143球の熱投で5安打完封した。

現チームは昨秋の県大会初戦コールド負けから立ち直り、夏の福島V14の偉業ともに、「特別な夏」の東北王者に輝いた。


航空石川「夏」制覇 石川県高校野球大会、星稜に競り勝つ (北國新聞)




夏季石川県高校野球大会(北國新聞社など後援)の最終日は9日、金沢市の県立野球場で決勝が行われ、航空石川が星稜に2―1で競り勝ち、優勝を果たした。

 大会はコロナ禍で夏の甲子園と地方大会の中止を受けて開催され、10日開幕の2020年甲子園高校野球交流試合に出場する航空石川と星稜が「特別な夏」の県王座を争った。

 航空石川は五回にエース嘉手苅(かてかる)浩太の適時打で先制し、七回に本塁打で同点とされたが、八回に星稜バッテリーのミスで決勝点を挙げた。

 2020年甲子園高校野球交流試合で石川勢は15日に星稜が履正社(大阪)、16日に航空石川が鶴岡東(山形)とそれぞれ対戦する。