◇高野連 全国一律「無観客開催」要望へ
第102回全国高校野球選手権(8月10日開幕予定、甲子園)の各地方大会について、日本高野連と主催者が全国一律で無観客開催を要望する方針であることが7日、分かった。各県で地方大会開催の運営方法にバラつきが出ており、大会の安全な運営と感染拡大防止の徹底へ足並みをそろえるよう呼びかける。
【解説】全国一律の無観客開催方針を固める中で、各都道府県高野連が一斉に対応できるかの問題は残る。
日本高野連は各高野連に「収入0」の場合の支出状況について調査を行った。大きな財源である入場料収入がなくなることを想定した場合、大会の開催は各高野連の財政状況が左右することになる。兵庫県高野連関係者は「(無観客開催でも)なんとか乗り切る」とした一方で、昨年全国最多の188校が参加した愛知県高野連の幹部は「夏の大会は10球場を使用するため、収入ゼロでは難しい」と話す。大阪府高野連関係者は「(夏の甲子園が中止となった場合)独自の大会を開催できるかは分からない」とした。こうした声を踏まえ、財政状況が厳しく大会開催が困難な県を救済するための財政援助についても議論が必要となる。
夏の甲子園大会開催の可否を待って、地方大会開催を準備する県も多い。しかし、各都道府県の教育委員会で部活動実施などについても温度差があり、大会使用球場が現在使用禁止となっているところもある。全国で地方大会を開催するために財政以外にもクリアすべき課題は多い。(アマ野球担当キャップ・松井いつき)
第102回全国高校野球選手権(8月10日開幕予定、甲子園)の各地方大会について、日本高野連と主催者が全国一律で無観客開催を要望する方針であることが7日、分かった。各県で地方大会開催の運営方法にバラつきが出ており、大会の安全な運営と感染拡大防止の徹底へ足並みをそろえるよう呼びかける。
【解説】全国一律の無観客開催方針を固める中で、各都道府県高野連が一斉に対応できるかの問題は残る。
日本高野連は各高野連に「収入0」の場合の支出状況について調査を行った。大きな財源である入場料収入がなくなることを想定した場合、大会の開催は各高野連の財政状況が左右することになる。兵庫県高野連関係者は「(無観客開催でも)なんとか乗り切る」とした一方で、昨年全国最多の188校が参加した愛知県高野連の幹部は「夏の大会は10球場を使用するため、収入ゼロでは難しい」と話す。大阪府高野連関係者は「(夏の甲子園が中止となった場合)独自の大会を開催できるかは分からない」とした。こうした声を踏まえ、財政状況が厳しく大会開催が困難な県を救済するための財政援助についても議論が必要となる。
夏の甲子園大会開催の可否を待って、地方大会開催を準備する県も多い。しかし、各都道府県の教育委員会で部活動実施などについても温度差があり、大会使用球場が現在使用禁止となっているところもある。全国で地方大会を開催するために財政以外にもクリアすべき課題は多い。(アマ野球担当キャップ・松井いつき)
*これは高校野球OBとしてはぜひとも実現して欲しいニュースだ。形式にこだわらず、頑張ってきた選手には何とか夏の大会をさせてやりたい、その一心である。
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