今日は雨で中止のようですが、いよいよ夏の高校野球県予選が開幕です。
例年のことながら、母校の戦いぶりが気になります。
このような過去の歴史がいよいよ蘇ることを祈っております。
昭和46年8月1日 河北新報
「古川、堂々と決勝へ」
高校野球 東北は拙守拙走に泣く
勿来の最終打者甲高選手が高々とセンターフライを打ち上げると古川中鉢豊選手が両手を大きく広げて「オーライ、オーライ」と声を上げ、白球はグローブに吸い込まれた一瞬、宮城球場三塁側からどっと歓声がわいた。高校野球東北大会で古川は勿来工を破り、きょうの決勝進出を果たした。
(略)
古川ー勿来戦は三時間半にわたる大熱戦。沼倉公監督は「エース沼倉さえ調子がよければ、もっとよい試合が出来たのに。あすはとにかくなにも考えないで戦いますヨ・・・」といつまでも応援団に頭を下げていた。
[決勝戦の見どころ]
磐城ー古川(1時)
エース沼倉が、ヒジの痛みを訴え、投手陣の苦しい古川、逆に磐城田村は絶好調、その差がそのまま勝敗を左右しそうだ。磐城田村は直球にも伸びがあり、カーブの切れもいい。そのうえ配球が実にうまいので古川打線も相当手こずりそう。
磐城打線は大物打ちこそ見当たらないが、全員足も速く、ソツのない攻撃を見せる。古川投手陣がよほどがんばらないと磐城に太刀打ち出来ない。また守備面でも洗練さで磐城が一歩リードしている。
古川としては前半に先制、沼倉を盛り立てることだ。投手陣が前半でつぶれるようだと大敗のケースも十分予想される。
*もちろん相手の田村投手は甲子園準優勝の「小さな大投手」。その東北予選の最後の相手が古高ですね。
昭和46年は私の生まれた年です。
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