２回戦
柴田 ３０２ ０００ ０２２｜９
古川 ０００ ００１ ２００｜３
９ー３で柴田高校の勝ち
＊古高敗戦。残念だが、トータルで見ると完敗だった。柴田は大人の野球をしていた。しか
し随所に古高の気魄は見せた。後輩たちはこの悔しさを勉強してもう一歩、強くなって欲しいものである。案外いい試合はする、しかし勝利するそのもう一歩が非常に遠い。ここを勝ち切ることは容易ではないことを選手は知っただろう。これは、適当な努力をしてても埋まらない。物凄い努力がいるのである。以下、この無責任なおっさんが感じた点を列挙していく。
１，打者は、１，２，３で振っている。１，２，（の）、３の、この（の）の「間」を作っていかないといい投手の変化球は打てないだろう。
２，柳澤投手は今日スローカーブをストライクに全然取ってくれない不運があった。しかし、ビデオで見てると、直球とカーブの腕の振りが異なるので、球種がばれてしまう可能性がある。体型的にも、元巨人の桑田投手のドロンとした抜くようなレインボールカーブがヒントになるのではないか。
３，氏家投手は昨年の横手投げの方が変化が鋭かったように思うがどうか。今は下手投げにするのか、横なのか、いまいち完全な下手投げがしっくり来てない中途半端さを感じる。元に戻してもいいかもわからない
４，３年生はご苦労様でした。今は悔しいだろうが、高校野球が最後ではありません。高校野球をやり通した経験が今後の人生に必ず生きてきます。次の夢に向かって同じように努力してください。
1回表 柴田 ①中前打 ②犠打 ③中前打センター後逸、1点 ④中越三塁打 ２点 ⑤右犠飛 3点 ⑥一飛 チェンジ 初回３点を失う
１回裏 古川 ①児玉 中前打 ②氏家 犠打③高橋 三振④田中 四球 ⑤柳澤 三ゴロ チェンジ
２回表 柴田 ⑦中飛 ⑧三ゴロ ⑨二ゴロ チェンジ
２回裏 古川 ⑥芦田 右飛 ⑦横谷 三ゴロ ⑧吉岡 遊ゴロ チェンジ
３回表 柴田 ①左前打 ②左前打 ③犠打 ④捕邪飛 ⑤中前打 ２点追加 ⑥投ゴロ チェンジ
（強豪校相手に序盤から５点のビハインドはさすがに厳しい。）
３回裏 古川 ⑨渡邊 左前打 ①児玉 遊飛 ②氏家 二ゴロ ③高橋（盗塁成功）遊ゴロ チェンジ
４回表 柴田（古川投手柳澤に交代）⑦遊ゴロ ⑧三振 ⑨四球 ①右飛 チェンジ
４回裏 古川 ④田中 右飛 ⑤柳澤 三振 ⑥芦田 遊飛 チェンジ
５回表 柴田 ②一ゴロ ③二ゴロ ④中前打 ⑤捕邪飛 チェンジ
５回裏 古川 ⑦横谷 三内野安打 ⑧吉岡（盗塁成功）投ゴロ ⑨渡邊 三振 ランナー進塁 ①児玉 投ゴロ チェンジ （エースに交代の後、柴田打線沈黙しているので、ここで是が非でも点が欲しかった）
６回表 柴田 ⑥中飛 ⑦中前打 ⑧（盗塁成功）遊ゴロ ⑨二ゴロ チェンジ
６回裏 古川 ②氏家 投ゴロ ③高橋 左前打 ④田中 三ゴロ ⑤柳澤 中前打 １点返す ⑥芦田 遊内野安打 ⑦横谷 二ゴロ チェンジ
７回表 柴田 ①左飛 ②三邪飛 ③四球 ④左邪飛 チェンジ
７回裏 古川 （投手交代 富田）⑧代打佐々木 二ゴロ ⑨渡邊 右前打 ①児玉 二内野安打 ②氏家 右中間適時打 1点 ５－２③（投手交代 藤田）高橋 二失策 １点 ５－３ ④田中 二ゴロゲッツー チェンジ
後半は完全に古高ペースになっている。
８回表 柴田 ⑤遊ゴロ暴投2塁へ ⑥三振 ⑦（パスボール３塁へ）一ゴロ ⑧左前適時打 ６－３ ⑨中越三塁打 ７－３ ①遊ゴロ チェンジ
８回裏 古川 ⑤柳澤 投ゴロ ⑥芦田 三振 ⑦船橋 左前打 ⑧佐々木 三振 チェンジ
９回表 柴田 ②左飛 ③右飛 ④中前打 ⑤左越本塁打 決定的な２点 ⑥三振 チェンジ
９回裏 古川 ⑨渡邊 投内野安打 ①児玉 三振 ②氏家 二飛 ③高橋 投飛 試合終了
＊負けにこそ真のヒント有り。下級生は、試合全部、それこそ一球一球これで良かったのか検証することをぜひお勧めたい。それの繰り返し繰り返しが知らずのうちに野球脳を鍛えていって、一年経ったらやってないチームと比べてトンデモナイ差になって表れると思う。
ありがたいことに見逃し配信がある ↓ なにとぞ頑張ってくれたまえ。
https://www.khb-tv.co.jp/yakyu_khb/archive
（いつも素晴らしい写真を提供してくださる古川高校野球部保護者様に心より感謝申し上げます。）
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https://vk.sportsbull.jp/koshien/miyagi/
| 柴田 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 打順 | 位置 | 選手名 | 背番号 | 学年 | 投/打 |
| 1 | 二 | 小野 珀兎 | 4 | 3年 | 右/左 |
| 2 | 遊 | 鶉橋 樹 | 6 | 2年 | 右/左 |
| 3 | 中 | 佐藤 瑠星 | 8 | 3年 | 右/右 |
| 4 | 右 | 伊東 幸紀 | 9 | 2年 | 左/左 |
| 5 | 左 | 向坂 駿 | 7 | 3年 | 右/右 |
| 6 | 一 | 丸山 晃毅 | 3 | 2年 | 右/右 |
| 7 | 三 | 中畑 琉飛 | 5 | 3年 | 右/左 |
| 8 | 捕 | 佐藤 遥仁 | 12 | 2年 | 右/右 |
| 9 | 投 | 阿部 蓮 | 1 | 3年 | 右/左 |
| 古川 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 打順 | 位置 | 選手名 | 背番号 | 学年 | 投/打 |
| 1 | 右 | 児玉 京太 | 9 | 3年 | 右/左 |
| 2 | 投 | 氏家 大輔 | 2 | 2年 | 右/右 |
| 3 | 捕 | 髙橋 七星 | 8 | 3年 | 右/左 |
| 4 | 三 | 田中 尊成 | 5 | 2年 | 右/右 |
| 5 | 左 | 柳澤 湧斗 | 1 | 2年 | 右/右 |
| 6 | 遊 | 芦田 秀哉 | 6 | 2年 | 右/左 |
| 7 | 中 | 横谷 元太 | 7 | 2年 | 右/右 |
| 8 | 一 | 吉岡 悦志 | 3 | 3年 | 右/右 |
| 9 | 二 | 渡邉 航生 | 4 | 3年 | 右/右 |
古高ベンチ入り選手
| 古川 | |||
|---|---|---|---|
| 選手名 | 背番号 | 学年 | 投/打 |
| 船橋 叶大 | 10 | 3年 | 右/右 |
| 佐々木 奏太 | 11 | 3年 | 右/左 |
| 佐野 圭太郎 | 12 | 2年 | 右/左 |
| 柴垣 大河 | 13 | 1年 | 右/右 |
| 今野 寿政 | 14 | 2年 | 右/右 |
| 本間 嵩基 | 15 | 2年 | 右/左 |
| 佐藤 龍駕 | 16 | 2年 | 右/右 |
| 千葉 光晟 | 17 | 1年 | 右/右 |
| 千葉 惟月 | 18 | 1年 | 右/右 |
| 佐々木 大和 | 19 | 1年 | 右/右 |
| 小笠原 稜人 | 20 | 1年 | 右/右 |
＊本日試合。悪天候のため既に第一試合、第二試合も中止、第三試合の古高は果たして試合ができるのか？
ちなみに智辯和歌山２点リード許したまま９回に突入
高野山４－２智辯和歌山 試合終了 ２年生投手４安打完投。決して速球投手でない。
コーナーを丁寧につくピッチング。
智辯和歌山初戦敗退。
これぞまさに高校野球。
高校野球はこうあるべきである。
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先輩の涙に「何でもする」 古川の氏家、投手でも捕手でも活躍誓う(朝日新聞）
（15日、第105回全国高校野球選手権記念宮城大会2回戦 柴田9―3古川）
古川の先発マウンドに立ったのは背番号2の氏家大輔選手（2年）だった。本職は捕手だが、チームが上を目指すため茂泉公己監督は「もう1枚（投手が）欲しい」と期待した。体全体が柔らかく、投手としての可能性も感じさせ、入学直後から投手の練習もさせてきた。
サイドスローで緩急をつけて打ち取るタイプ。しかし、柴田はボールを引きつけ、うまくセンター方向に打ち返した。3回まであっという間に5失点。
四回からマウンドをエース柳沢湧斗投手（2年）に託し、マスクをかぶった。「自分が打たれたことを生かさないと」。落ち込んでいる暇はない。切り替えた。
柳沢投手は球威で押す、氏家選手とは異なるタイプ。キレのある直球で打者を差し込んだ。「自分ができなかった分、厳しいコースを突こう」
2人は保育園からの幼なじみ。柳沢投手も「配球はほぼ任せている」とミットめがけて右腕を振り続けた。四回から七回を無失点に抑えると、攻撃に流れがうまれ、一時2点差に迫る反撃をみせた。
終盤に力尽きたが、先輩の涙をみて氏家選手は誓った。「チームを勝たせるためにできることは何でもする。捕手としても、投手としても」（福留庸友）
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