*激戦区愛知の愛工大名電を初出場ながら破った東北学院だが、無念の二回戦辞退。新型コロナの感染はさらにとどまることを知らず、高校球児にも甚大な影響を及ぼしている。この、大会期間中の選手感染の際の、学校側の取るべき態度については、様々に議論の余地があるし、大会関係者も学校側も事前に十分に対策を考えていたと思うが、日本の場合、他国
と比べても何かかなり独特の理由で棄権する、というような思惑が含まれているように感じるのは筆者だけだろうか。↓https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/202108170001239.html
苦しい練習に耐えてきた球児にとっては、勝負以前の不戦敗ほど無念極まることはないだろう。可能ならば、検査態勢や回数を大幅に拡充させて、検査結果がネガティブな球児だけは最後の最後まで思う存分甲子園でプレーさせてあげて欲しいと思う。
まあそのことはおいておいても、東北学院の初出場、初甲子園の戦いぶりは見事であった。
さて、早くも新チームが始動し、各校は次の選抜を最大目標に掲げて厳しい練習を積んでいることと思う。秋季宮城大会の北部予選の組み合わせが決定し、発表された。古高は、これも古高OBの寺田監督率いる築館高校と対戦となる。
強いチームは易々と仕上げられるものではない。負けてもいいんだという愛好会のような高校と、甲子園に出ることが義務付けられているような名門校とでは、当然練習の厳しさ、日いちにちの意識の持ち方にも雲泥の差がある。勝負は厳しい、というのはそういうことであって、逆に言うと、厳しさ辛さの無い練習の先には、大いなる栄冠はおそらく待ってはいないだろう。
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