*昭和56年は、古川高校が10年ぶりに夏の大会ベスト8入りを果たしました。その当時の新聞記事です。
仙台二、古川に惜敗
後半のチャンス生かせず
昭和56年7月21日 河北新報
球児の夏は全開。第六十三回全国高校野球選手権宮城大会三日目の二十日は、午前八時から宮城、評定河原両球場と東北高グラウンド、それに泉市の東北学院泉球場の四会場で1回戦の10試合を行った。
この日仙台地方は朝から真夏の太陽がじりじり照りつけて気温も急上昇、グラウンドでは汗と砂にまみれての熱戦を繰り広げた。
宮城球場の第1試合、仙台二ー古川は一進一退の好ゲームとなったが、3-3で迎えた八回裏、古川がバントから敵失を誘い逃げ切った。
一回戦(宮城球場)
古川に一日の長
仙台二002 001 000|3
古 川 010 001 11x|4
▽二塁打 伊藤正、金森、千崎▽暴投 桂島▽妨害出塁 伊藤(千崎)
▽試合時間 2時間48分
[評]伝統校同士の緊迫した試合は、攻撃力に一日の長がある古川に軍配が上がった。
3-3で迎えた八回、古川は先頭の千崎が左中間二塁打、箭内は定石通りバントで送ったが、これを処理した野手が一塁に低投、ボールが右翼線に達する間に、千崎が決勝のホームを踏んだ。
仙台二もチャンスをそつなく生かす試合巧者ぶりを発揮した。三回に無死一、二塁から二つのバントと金谷の右前適時打でリードを奪い、六回にも敵失を足場に犠打と金森の適時打で加点した。しかし七回はサインの不徹底からスクイズを失敗、八回にも先頭の金森が二塁打しながら後続がバント失敗などで生かせず、故障退場の氏家の後を踏ん張る渡辺の前に、攻撃がしりすぼみに終わった。
昭和56年7月26日 河北新報
古川、八回に逆転
古川 000 000 030|3
宮城工000 000 100|1
▽三塁打 伊藤▽二塁打 渡辺▽捕逸 千崎
▽試合時間 2時間30分
[評]鋭いカーブを巧みに配し、うまく打たせて取る古川・氏家とスピードでグイグイ押す宮城工・佐々木。息詰まる投手戦は終盤、一転して熱のこもった打ち合いとなったが、古川が気迫あふれる攻めで逆転勝ちした。
先手を取ったのは宮城工、七回、先頭の渡辺が左翼頭上を大きく越す二塁打。島田が送った一死三塁に、佐々木は2-2後のウエストボールに飛びついて投手左にスクイズ、これが内野安打となって均衡を破った。
しり上がりに調子を上げる佐々木。勝負もこれで決着がついたと思われたが、古川は八回、すばらしい攻撃を見せた。一死後、右前打の中鉢に続き、伊藤が右越え三塁打を放って同点。加藤もスクイズを警戒して前進してきた遊撃手の頭上を越す安打を連ねて逆転した。さらに、安打と死球で満塁と攻めつけ、渡辺が左前打して3点目を奪った。
両チーム無失策。攻守に気力あふれるゲームだった。
*なお、準々決勝で古川高校は惜しくも東北高校に敗退しました。
準々決勝
古川 000 000 00 |0
東北 000 110 05x|7
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20 December 2011
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