↑ 宮城県高等学校野球連盟 会長 丹野 高雄 氏の声明を添付
なお、手洗いは「石鹸で行うこと」が重要で、水洗いはあまり意味がないので注意。石鹸での手洗いを20秒も行えばウイルス対策はほぼ十分である。石鹸の疎水基の部分がウイルスの脂質性膜(エンベロープという)に取り込まれ、破壊してしまうのである。逆に言うと、このタイプのウイルスは石鹸水の中では生存できない。ただしこの石鹸の疎水基とウイルスの膜の会合が完全に起こることを期待するために長めに洗うこと(20秒)が必要。以下のビデオを参照し、分からなければ、さらに各高校の理科の先生に聞いてみよう。
本日開催しました、令和2年度宮城県高等学校野球連盟第2回理事会、その後の運営委員会にて、第102回全国高等学校野球選手権宮城大会・第65回全国高等学校軟式野球選手権宮城大会中止を受けて、宮城県独自の大会の開催が決まりました。 特に硬式野球においては、「令和2年東北地区高等学校野球宮城大会(仮称)」を開催することになりました。
主な開催要項
令和 2 年東北地区高等学校野球宮城大会(仮称)
開催要項
1.目 的 第102回全国高等学校野球選手権大会・同地方大会の開催中止に伴い、今後の新型コ
ロナウイルス感染拡大の状況を見ながら、感染防止対策等の徹底を前提に、野球部員が
これまでの練習の成果を発揮する機会を設けることを目的とする。
2.主 催 東北地区高等学校野球連盟 主管 宮城県高等学校野球連盟
3.後 援 日本高等学校野球連盟 朝日新聞社
宮城県 仙台市 石巻市 大崎市 南三陸町 蔵王町 宮城県教育委員会
仙台市教育委員会 石巻市教育委員会 大崎市教育委員会 南三陸町教育委員会
蔵王町教育委員会
4.開催条 件
(1)宮城県の緊急事態宣言が解除されている。
(2)各地の自粛要請が解かれている。
(3)「感染防止対策ガイドライン」にもとづき対策を講じる。
(4)無観客試合を原則とする。
5.期 日 令和2年7月11日(土)~8月1日(土)[雨天順延]
6.開 催 地 楽天生命パーク宮城 仙台市民球場 石巻市民球場 鹿島台中央野球場
平成の森しおかぜ球場 蔵王球場
7.運 営 宮城県高等学校野球連盟で運営委員会を設け、大会の運営に万全を期す。
8.試合方 法 トーナメント方式で行う。すべての試合において、10回からタイブレーク制度を適用
する。決勝戦においてはコールド制を適用しない。
9.試合規 則 2020年度公認野球規則、アマチュア野球内規、高校野球特別規則及び宮城県大会規
定による。
10.参加資 格 2020年度大会参加資格規定に適合したものに限る。
11.申込期 日 大会参加生徒の保護者から「同意書」を受理した上で、校長名で「証明書」を作成し、6
月23日(火)16時まで郵送(事務局長宛:仙台工業佐藤貴志)し、参加申込みをする
こと。なお、「選手資格証明書」を1通作成し、7月8日(水)16時必着で郵送(同事
務局長宛)すること。
12.抽選会・開会式 臨時評議員会(6月26日(金)名取市文化会館)で、代理抽選会を実施する。日程や球
場は、抽選会後の運営委員会で決定し通知する。開会式は行わない。
13.登録者数と変更
(1)登録は責任教師1名・監督1名・選手20名
記録員3名以内(原則1名。3年生に限りベンチ入りも3名まで可)とする。
(2)記録員は男・女を問わない。
(3)大会期間中の選手変更を認める。その際は大会本部に選手変更届を提出する。
14.大会役 員 運営委員会で適任者を選び委嘱する。
運営の配置については、運営委員会で決定し通知する。
15.審 判 四人制に限らず実施する。
16.大会諸経費 日本高野連、朝日新聞社からの支援金と、宮城県高野連の積立金をもってこれに充てる。
17.来 場 者 来場できるのは、部員、チーム関係者、大会役員、審判、メディアのみとする。
来場者には、検温と入場申請書の提出を義務づける。
令和 2 年宮城県高等学校野球大会における新型コロナウィルス感染症対策
宮城県高等学校野球連盟
1 基本方針
新型コロナウィルス感染症対策の基本となるものは、
(1)個人防衛
(2)集団防衛
(3)社会防衛
の 3 つの見地から考える必要があり、宮城県をはじめとする各行政・教育委員会と
の連携を重要視する必要がある。
何よりも高校野球関係者(選手・顧問・審判団)の健康を第一に考え、大会開催にあたっ
ては以下の新型コロナウィルス感染症対策ガイドラインを参考に、対策・対応していく
こととする。
・新型コロナウィルス感染症対策の基本的対処方針(スポーツ庁政策課)
・スポーツ関係の新型コロナウィルス感染症拡大予防ガイドラインについて(同上)
・移行期間における都道府県の対応について(内閣官房新型コロナウィルス感染症対
策推進室長 事務連絡)
・新型コロナウィルスに関連した感染症対策に関する対応について(文部科学省)
・新型コロナウィルス感染症対策の基本的対処方針(厚生労働省)
・新型コロナウィルス感染症に係る学校再開に向けての Q&A について(宮城県教育
庁スポーツ健康課)
・新型コロナウィルス感染防止対策ガイドライン(日本高等学校野球連盟)
・日本野球機構、日本プロサッカーリーグにおける新型コロナウィルス感染症対策
・バスにおける新型コロナウィルス感染予防対策ガイドライン(公益社団法人日本バ
ス協会)
・宿泊施設における新型コロナウィルス対応ガイドライン(全国旅館ホテル生活衛生
同業組合連合会
・日本旅館協会・全日本シティホテル連盟)
・新型コロナウィルス感染症対策(各加盟校)
※各ガイドラインについては状況に応じて改定が行われるため、最新のもので対応
していく。
2 対策を考える上での重要事項
1)新型コロナウィルス感染症の感染経路の遮断
(1)飛沫感染(咳・くしゃみ・会話による感染)・・・マスクの励行と体温管理
(2)接触感染(手で触れることによる感染)・・・濃厚接触状態を避ける(手が届く範囲)
ソーシャルディスタンスの徹底
使用場所・器具の消毒の徹底
2)新型コロナウィルスの観戦を促進する 3 要因(3 密)を避ける
(1)多くの方が集まる状況での濃厚接触・・・会場の人数制限
(2)近距離での咳・くしゃみ・発生・・・・・会話時間は 10 分以下(マスク着用)
咳エチケット
(3)喚起の悪い密閉空間をつくらない・・・・大会本部等の窓の開閉
3)基本的な予防方法
(1)不特定多数の集まる場所に行かない。
(2)手洗いの励行。
(3)不用意に口・目・鼻に触れない。
(4)規則正しい生活を送る。
(5)バランスの取れた食事をする。
3 高校野球関係者に求められる感染症予防策
高校野球関係者と頻繁に接する方々も同様の対応が必要と考える。特に、家族を含めた対
策の徹底が重要となる。
1)毎日の検温と行動記録(2 週間以上記録しておく)
(1)体温測定を一日 2 度(起床時・就寝時)行い、所定用紙に記入する。
(2)問診チェック(倦怠感・咳・頭痛・味覚障害など)を行い、所定用紙に記入する。
(3)食事や出向いた場所・同行者などの行動記録を取っておく。
2)手指衛生・手洗いの励行
会場への入退場、ものに触れる機会があった場合、トイレ使用等、消毒用アルコール剤に
よる手指衛生の励行を原則とする。アルコールにより指先等の状態に影響が大きいと考
えられる場合には、石鹸による手洗いでも十分な予防効果が期待されている。
3)試合前、試合中、試合後の行動
別紙掲載。(新型コロナウィルス感染防止対策ガイドライン…宮城県高野連 参照)
4)感染防止の啓発と意識改革
(1)公共交通機関利用の際の防止対策・・・ラッシュ時を避ける等。
(2)マスクの付け方・外し方・交換のタイミングなどの指導
(3)健康状態に変化があった場合に休む勇気・・・自分は大丈夫という概念を捨てる。
4 高校野球関係者に感染の疑いが出た場合の対応
検温で 37.5°以上(平熱より 1.5 度以上)の体温があった関係者がいた場合は大会に参
加させない。当該校においてはその該当者の行動記録を考慮し、大会参加について判断
する。
発熱 37.5°以上(平熱より 1.5 度以上)が 2 日以上持続した関係者がいた場合はチーム
と帯同せず、下記のような対応を行う。
(1)速やかに医療機関へ連絡し、対応を仰ぐ。
(2)濃厚接触者の抽出および集団発生に対するリスク管理を行う。
(3)事前に記入している健康チェック表等を医療関係機関等に提出する。
(4)医療機関受診の対象者の確認を行う。(本人以外も必要か)
5 高校野球関係者に感染陽性反応が出た場合の対応
大会開催 2 週間前の期間に感染陽性反応が確認された関係者がいる場合、その当該校
は参加できない。
大会開催中に感染陽性反応が関係者で確認された段階で、大会は中止とする。
6 高校野球関係者が濃厚接触者となった場合
大会開催 2 週間前の期間に濃厚接触者と確認された関係者がいる場合、その該当者は
参加できない。当該校においてはその該当者の行動記録を考慮し、大会参加について判
断する。
7 観客の入場について
当面の間、観客の入場を見合わせる。
ただし、報道関係者・NPB 関係者・大学関係者の入場については、本連盟設定の入場
制限条件を満たしたものを入場可とする。
また、最上級生の保護者については、加盟校の提出する「入場申請書」をもとに入場を
認める。
8 その他
緊急事態宣言発生中、及び、教育委員会等の指示により中止を求められた際は、大会は
開催しない。
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