
久しぶりに更新します。
古川工業の初優勝に沸いた今季の甲子園予選でした。甲子園では残念でしたが、大崎地方から初の甲子園、県下工業高校を見ても初の甲子園となりました(それにしても、強豪の仙台工業もいまだ甲子園に出場していないというのはちょっと驚きです)。
歴史を紐解けば、古豪・古川高校も過去に県下「優勝」の実績があるわけで、これは後世に伝えていくべきことでしょう。その昭和26年7月27日(金曜日)の河北新報の記事です。
初優勝に輝く古川高
ー高校野球決勝 宮工の打棒を完封
真夏の太陽のもと連日真摯なプレーに高校球児の熱と意気を示してきた全国高校野球宮城県予選は二十六日最終日を迎え宮城球場で宮城工ー古川高の間に決勝戦が行われた、十数年ぶりに県下のペナントをねらう宮工、三十余年の野球部史上に花を咲かせようとする古川高の両校のナインは必勝のまなざしもするどく、午後二時七分宮工の先攻で決戦の火ぶたが切られた古川高は一回先取点をあげて快調なスタートを切りその波にのって着々点を重ね一方五日連投の佐藤投手はこの日も宮工の打線を五安打に封じ八回野手の凡ヘッドに2点は失したがその裏4点をだめ押し堂々の優勝をとげ仙北の地に始めて優勝旗を持ち帰った
古川高8A-0(ママ)宮工高(*8-2の誤植)
宮工高000...