障害があっても 古川・今野泰斉(やすなり)(3年)毎日新聞
「気持ちだ!気持ち!」。15日にあった黒川戦。三塁コーチスボックスから、大きな声で仲間を鼓舞する背番号「20」の姿があった。
小さな頃から野球が大好きで、小学5年の時に少年野球チームに入った。しかし生まれつき両足の膝から下にまひがあり、足は遅く思うような打撃もできなかった。試合中に他のチームの選手から笑われることもあったが大好きな野球をやめるつもりはなかった。
中学の時も軟式野球部に入部し、野球に打ち込んだ。ただ引退した後、高校でも野球を続けるか迷っていた。そんな時だった。2年時の夏休みの宿題で書いた弁論用の原稿が、心の中にあった迷いを吹っ切った。原稿には、差別を受けながらも米大リーグ初の黒人選手として活躍した人物のことが書いてあった。「障害があるためにコンプレックスを抱えている人は多い。障害があっても、高校野球で活躍できることを証明したい」
高校入学後は、グラウンドマネジャーや三塁コーチを務めた。「最高の仲間と出会えた。3年間やりきったことは一生の宝物」。現在は、31日から開催される全国高校総合文化祭に向けて、弁論の練習に取り組んでいる。「自分にとっての野球とは何だったのか」。県代表として、これまでの思いをぶつけるつもりだ。【真田祐里】
*今野選手3年間ご苦労様でした。是非その古高魂を持って、次のステップでも頑張ってほしいと思います。
*今野選手3年間ご苦労様でした。是非その古高魂を持って、次のステップでも頑張ってほしいと思います。
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