28 October 2012

田村健太選手に関する続報

河北新報コルネット↓
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20120912_03.htm


七十七銀を提訴 女川支店行員らの遺族「高台避難させず」

東日本大震災の津波で七十七銀行女川支店(宮城県女川町)の行員ら12人が死亡・行方不明となったのは、同行の安全配慮義務違反のためだとして、行員ら3人の遺族が11日、同行に計約2億3000万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。
 訴えによると、昨年3月11日の大地震発生後、支店長は行員らに対し、支店の施錠や屋上への避難を指示。支店長を含む13人が屋上にいた同日午後3時半ごろ、津波が支店に到達して13人が流され、1人は救助された。
 支店は、リアス式海岸の凹部の女川湾から約100メートルの場所に立地していた。支店から高台にある指定避難場所までの距離は約260メートルで、ゆっくり歩いても3分半ほどで着くという。
 遺族側は「支店長は屋上に逃げれば安全だと軽信し、漫然と時間をつぶした。同行は『屋上に避難する』との支店長の連絡を黙認した」と主張。
 「女川湾の地形に照らせば、津波が通常の場所よりも高くなるのは明らか。だが、立地の特殊性に合わせた店舗設計をせず、支店長に十分な安全教育をしていない。指定避難所への避難訓練もなく、災害への準備がおろそかだった」と述べた。
 同行は11日、「捜索やご家族への訪問など誠意をもって対応を続けてきた。一部のご家族にご理解いただけないのは残念だが、今後も真摯(しんし)に対応していく」とのコメントを出した。



◎「銀行は問題意識薄い」/「課題洗い出し教訓に」

 七十七銀行に損害賠償請求訴訟を起こした女川支店の行員ら3人の遺族は11日、提訴後に仙台市青葉区の仙台弁護士会館で記者会見し、それぞれ「企業責任と危機管理体制を問うため」「再発防止のため」と提訴に踏み切った理由などを語った。
 長男健太さん=当時(25)=を亡くした大崎市の会社員田村孝行さん(51)は「息子が誇りを持って働いていた銀行を訴えたくはなかったが、銀行は問題を検証しようとせず、話し合いもできないまま。情報が開示されず闇に葬られてしまう」と話した。
 女川町の会社員高松康雄さん(55)は派遣社員として勤務していた妻祐子さん=当時(47)=について「争いごとを好まなかった。(生きていたら)提訴に反対したかもしれない」と語った。その上で「再発防止には、課題を洗い出して教訓とすることが必要だと思った」と述べた。
 姉美智子さん=当時(54)=を亡くした仙台市の会社員丹野礼子さん(54)は「銀行は災害時避難マニュアルに問題はなかったと言うが、あまりに問題意識が希薄だ」と批判した。

2012年09月12日水曜日

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