*八戸学院光星が盛岡大附属に勝って優勝。盛大附属初の岩手県勢の明治神宮大会進出を逃す。
ふむ。八戸学院光星は青森県決勝で9回まで弘前東に2−4で負けていながら逆転サヨナラ勝ち。古高は東北大会で弘前東に終始リードして延長戦の末サヨナラ勝ち。結論→古高強い。
*時間があったら八戸学院光星のメンバーの出身地などを調べてみるといい。これだけ私立と公立の差が全国で開いている理由を物語っているような豪華な布陣である(盛附も負けず劣らずだが。全国にスカウト陣がいる)。まあでも癪なんで、東北の高校生は越境入学は損になると思わせるくらい公立が強くならなければならない。東北へ行くことが甲子園への近道と思わせてはいけない、そのためにも今回の古高の威風堂々の快進撃は意味があったし、まだ物足りないくらいだ。頑張れ!
明日19日のニッカン6県版は、ファイナルを迎えた秋季高校野球東北大会でドーンと展開します。気になるセンバツ代表校、21世紀枠の行方は?記者の目を通じて分析しています。お楽しみに #高校野球 #高校野球東北 #高校野球秋季大会 #光星 #八戸学院光星 #盛岡大付 #盛岡大附 #盛附 #センバツ pic.twitter.com/SBjcT8mRkv— 日刊スポーツ新聞社東北取材班 (@nikkan_tohoku) 2018年10月18日
<高校野球秋季東北大会:八戸学院光星5-3盛岡大付>◇18日◇決勝◇秋田・こまちスタジアム
高校野球秋季東北大会は八戸学院光星(青森1位)が5-3で盛岡大付(岩手1位)を振り切り、5年ぶり5度目の優勝を決めた。
例年、東北地区のセンバツ出場一般枠は2校に与えられる。決勝は2点差の決着となり、一般枠は順当に八戸学院光星と盛岡大付が確実だ。注目は21世紀枠。4強に公立進学校の古川(宮城2位)が入った。宮城の公立では最上位となる秋の県大会で2位に入り、県の推薦は確実。東北大会で2勝を挙げた実績は、他県の推薦校の追随を許さない。
過去3年の東北地区からの21世紀枠出場校の実績は、16年の釜石(岩手、東北大会初戦敗退)17年の不来方(同)18年の由利工(秋田、同1勝)。近年の最高成績が東北大会1勝と考えると、古川の実績は出色である。
対抗馬は、最速157キロ右腕の佐々木朗希(2年)を擁する大船渡(岩手4位)だ。東北大会出場こそ逃したが、東北準Vの盛岡大付には県準決勝で5-7と接戦を繰り広げた。一方、古川は今大会の準決勝で盛岡大付に0-10の6回コールド負けを喫している。実績の古川か、話題性の大船渡か。各県の推薦校発表が11月上旬、東北を含む9地区の推薦校発表は、例年12月中旬に行われる。【野球担当・高橋洋平】*千坂投手はじめ古高ナインは21世紀枠を気にしないで夏に必ず甲子園に行くと言っている。その意気や良し!
(ここからは筆者の独白。古高ナインの意思とは違う)筆者から言わせれば、コールド敗けだろうが接戦敗けだろうが、そんなのは勝負のアヤであって、古高の今回の東北大会という大きい舞台で示した実績と気迫、大船渡の岩手県大会での実績と気迫では雲と泥の差がある。まして大船渡は岩手県3位決定戦でエースを温存して敗退した。21世紀枠での甲子園は我々は要りませんというもんである。それに比べ10点取られようが、甲子園への憧れ強く、ちぎっては投げちぎっては投げの連投、泣きながらマウンドを最後まで一人で死守した千坂投手、さらには多くの選手が猛烈なヘッドスライディングで勝利と甲子園への気迫を見せた古川が断然選出されるべきである。こうしなければ、プロのようにスカウトで選手集めている私学強豪には勝てないんだ、という気迫を古高が全国の公立高校に示したようなものである。今の公立に足りないのは温存することでない。一か八かの気迫だ。高校野球の原点に帰ることだ。
また、この論争の異様な点は、盛大附属をコントロール(比較対照)に設定していることである。