2011/10/22

昭和26年 古川高校初優勝を伝える河北新報

久しぶりに更新します。

古川工業の初優勝に沸いた今季の甲子園予選でした。甲子園では残念でしたが、大崎地方から初の甲子園、県下工業高校を見ても初の甲子園となりました(それにしても、強豪の仙台工業もいまだ甲子園に出場していないというのはちょっと驚きです)。

歴史を紐解けば、古豪・古川高校も過去に県下「優勝」の実績があるわけで、これは後世に伝えていくべきことでしょう。その昭和26年7月27日(金曜日)の河北新報の記事です。


初優勝に輝く古川高
ー高校野球決勝 宮工の打棒を完封




真夏の太陽のもと連日真摯なプレーに高校球児の熱と意気を示してきた全国高校野球宮城県予選は二十六日最終日を迎え宮城球場で宮城工ー古川高の間に決勝戦が行われた、十数年ぶりに県下のペナントをねらう宮工、三十余年の野球部史上に花を咲かせようとする古川高の両校のナインは必勝のまなざしもするどく、午後二時七分宮工の先攻で決戦の火ぶたが切られた古川高は一回先取点をあげて快調なスタートを切りその波にのって着々点を重ね一方五日連投の佐藤投手はこの日も宮工の打線を五安打に封じ八回野手の凡ヘッドに2点は失したがその裏4点をだめ押し堂々の優勝をとげ仙北の地に始めて優勝旗を持ち帰った
古川高8A-0(ママ)宮工高(*8-2の誤植)
宮工高000 000 020|2
古川高100 102 04A|8
◇五日間連投の古川佐藤投手は緩投でベースワークよく宮工打者のタイミングをたくみにそらした投球ぶりで気負い立つ宮工ナインを軽くいなして快勝した、宮工は一回から七回まで散発の三安打に封じられてチャンスなく、ややあせり気味になって打ち気がに出たが佐藤の緩球を打ち込めず八回二安打、一四球で2点差にちぢめたが後援つづかずやぶれた、古川はへき頭から果敢に攻め宮工佐伯投手の直球をよくミートして二安打一失に1点を先制、四回には後藤の三塁打と佐藤義の中前安打に加点、六回には二安打、二四球、二失に2点で勝敗をはっきりしたその後八回佐伯に代った庄司から四安打、二四球、一失で4点と決勝戦にふさわしからぬ大差をつけてしまった、敗れた宮工は主戦の佐伯をあまりに頼りすぎまた佐藤投手をあまく評価したのではなかろうか、前日の打線の冴えは影をひそめ内野守備もこれまでになくお粗末であった、とにかく県大会で優勝した古川佐藤投手の健闘は賞賛されてよい、また福島の東北大会には古川、宮工とも大いに活躍するよう期待する

*LFに故・鈴木先輩(大洋、セリーグ審判員)がいます。

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